2020年1月22日水曜日

知恵のわ

久保極の万成石の彫刻
知恵のわ 万成石 32x24x32cm
なるべく、インスタと連動してブログにも写真をアップできるように頑張っている。
なかなかだけれど、、、、、、

知恵のわは万成石の彫刻。
大理石で作ったものもある。
微妙に違うかたちになっていると思う。図面で作るのではなくて制作しながら調整しているから。それが幾何学の面白さだと思う。

さて、展覧会のお知らせです。

鎮座100年祭奉祝 奉納展

神宮の杜に集う彫刻家たち

2月14日(金)〜2月28日(金)
9時〜16時半
明治神宮廻廊

イタリア、カラッラー、ピエトラサンタの風を受けた
31名の日本人現代彫刻家が作品を展示します。

久保極出品します。
関東の方は是非!!

2020年1月15日水曜日

折り返されたキューブ

久保極の万成石の彫刻
万成石 27cmx31x  27cm
藤原新也さんのプライベートサイトを見ていたら沖縄の首里城の城壁の亀甲型の石組みについて書かれていた。 焼け落ちた首里城よりもこの石垣が価値があると新也さんは言われていた。幸いにも石垣は焼け落ちることがなく残された。

今ではこの石組みを再現できる石工はいないと新也さんは言われていた。
何をおっしゃる、うさぎさん、現在でもこの石組みは再現できる。久保極がいるから。

そして、時間さえかけてじっくり取り組めば今の職人でも再現可能なのではないかと思う。ただ、残念なことにこういうものに予算を出す政府の役人はいない。

今の日本では、すべてが時間に追われ予算も限られじっくり素晴らしいものを作ろうと考える人間は存在していない。

効率を求めるあまり日本は索莫とした風景ばかりになった。どこへ行っても同じ建物、同じ店があるばかりである。

美しくて価値のあるものを作るには何よりも、ゆっくり物事に取り組む時間が必要なのだと思う。

と、今日のブログは音声入力に初挑戦してみました。
後で色々手直ししましたが、何とか出来そうです!!
やってみたら何でも出来る!!!

2019年12月9日月曜日

星形多面体

久保極のトラバーチンの抽象彫刻
星形多面体 トラバーチン 11.5x11.5x11.5cm
星形多面体は折り紙や石膏では比較的よくあるかたちだが、石で作っている彫刻家は多分久保極だけだと思う。そして、トラバーチンで作っている作家は世界中でも皆無だと思われる。未だに残念なことにわかってくれる人がいないので、しつこいようだが書いておく。

彫刻とは全く関係ないのだが、この前、銃撃されて死亡したペシャワール会の中村哲さん。本当に残念である。私は何冊か中村哲さんの著書を読んでいる。

この人は本当にアフガニスタンが好きだったのだな とつくづく思う。大好きなアフガニスタンで活動できて幸せだったのかもしれない。

そしてここまで偉大だった中村哲さんは、しょうもないニュースをトップに持ってこようとする日本のマスコミでさえ、トップに持ってこざるをえなかったのだなと思う。
それぐらい優れた人でした。

アフガニスタンの大統領が棺を先頭に立って担いでいる写真が載った
 HUFFPOST
と旅客機の尾翼に似顔絵が描かれた
 HUFFPOST
この二つの記事にリンク貼っておきます。
 





2019年11月7日木曜日

ピンクオニックスのペンダント

ピンクオニックスのペンダントトップ
ピンクオニックスのペンダントトップ 3.5x3.5x0.8cm
久保極は今時、「芸術家」を本気でしている。
21世紀の今、芸術家なんて生き物は絶滅危惧種としてほとんど存在していないのではないかな。よく見かけるのは「芸術家のように見える人」だけだと思う。

絶滅危惧種は常に存在の危機を迎える。数が少ないだけに生き延びるのは難しい。
煮ても焼いても食えない「芸術」なーーんてものを作っているのだ。それがどうした?と言われれば答えようがない。

この度は、さすがにもう芸術家なんてやっているのは不可能かと思われた。
でも、土壇場になって不思議なことに浮上した。
「石がわしをつかんで離さへんのや」
と久保極はいつも言っているが、時にそうとしか思えないことがある。

ピンクオニックスのペンダントトップ

さて、このピンクオニックスのペンダントトップ。
銀婚式の記念として作ってもらったもの。薄く透けているのが実に美しい。同じようなものを作れる作家がいないかネットで探しまくったが、いなかった。
多分、オニックスでこの六角形を作ることができるのは世界中で久保極ただ一人だけ。何億年も生き延びている石が、ギリギリのところで芸術家として生きられるように久保極を守ってくれている気がする。

2019年10月4日金曜日

TOMONOURA de ART 2019

船 万成石の久保極の彫刻
船 万成石 45x34x33cm
今年もTOMONOURA de ART 2019が鞆の浦で開催されています。

久保極の作品は毎年恒例の静観寺の庭へ置かれています。

TOMONOURA de ART 2019 vol.8
9月29日(日)〜10月20日(日)まで。
会場 福山市鞆の浦・一円

やっと気持ちの良い季節になったので皆さん、お誘い合わせの上どうぞ。
レトロな鞆の浦の町は魅力いっぱいです。

10月6日(日)
作品見学ツアー
場所 鞆の浦一円
集合場所 福山市渡船場
集合時間 13時(終了時間16時ごろ)
 ☆出展作家が街を巡りながら作品を解説します。
久保極参加します。お時間ある方是非どうぞ!!
無料です。





2019年9月21日土曜日

井戸

久保極の大理石の彫刻
井戸 13x13x14cm 大理石
 こんな可愛い井戸があればいいけれど。これは大理石の作品。もちろん一つの石から彫り抜いたもの。久保極だけの必殺テクニック。

さて、ネットをうろうろして余計な時間を潰すのをやめにして、少しは真面目に久保極の彫刻を紹介することにした。

久保極の彫刻はあまりにも沢山あるので、写真を整理するだけで一苦労する。
それでも、最近になってインスタを始めてからやっとかたちが少しは分かるようになってきた。

よく見ていないと、同じものを2回UP(もうすでにしている!)してしまったりするので。

同じように見えても、どれもが幾何学のかたちなので全部彫刻のかたちは違うのである。そして平面で考えるのではなくて、久保極は彫りながら、立体で考えていくので同じかたちは存在しないのだ(そのことが今になって初めてわかった)。

作りながら考えるので、どこかにありそうで決してないかたちが久保極には作れるのである。

だから一つだけ、特許が取れる作品がありました。これは特許を取るつもり。ちょっと楽しみです。


2019年9月16日月曜日

彫刻の制作過程 キューブの森

彫刻の制作過程、続けます。
最初にラインを引きます
最初にラインを引きます
ラインに沿って彫っていきます
ラインに沿って彫っていきます
エアードリルで穴を開けます
エアードリルで穴を開けます
穴を開けた部分をくり抜きます
穴を開けた部分をくり抜きます
くりぬいた中の部分もきちんとエッジを立てていきます
くりぬいた中の部分もきちんとエッジを立てていきます
完成 キューブの森 石の塊が幾何学の形の彫刻になりました
完成 キューブの森 石の塊が幾何学の形の彫刻になりました
バランスが取れているのでこの形で立ちます 36x40x40cm 万成石
完成までの日数10日間。ひとつの石から彫り抜く久保極だけのテクニックです。