2013年4月13日土曜日

彫刻家の仕事場

久保極がイタリアへ18歳の時渡り、彫刻家を志すようになってから40年近く経過した。それからどんな環境にあってもぎりぎりのところでなんとか彫刻を作ることを続けられている。何のバックも経済的な基盤も持たない久保極がそれだけの長い間、彫刻を作り続けていられるのは奇跡である。

この世に人間の人知を越えたモノが存在するとしたら、そいつは久保極にずっと彫刻を作れる環境と石を与えているのだろう。なぜなら、いままでどんな彫刻家も作れなかった『かたち』を久保極は作る出すことができるから。そしてそんな彫刻がある方が『おもしろい』から。きっとそいつはそう思っているに違いない。

風の方向を読む久保極
風の方向を読む久保極
万成山の頂上から久保極の仕事場を見下ろす
万成山の上から久保極の仕事場を見下ろす
万成石
万成石がある

久保極の仕事場 前から
久保極の仕事場 前から
久保極の万成石の抽象彫刻
久保極の万成石の抽象彫刻
作っている途中の抽象彫刻と久保極
作っている途中の抽象彫刻
コーヒーを挽く久保極
仕事場でコーヒーを挽く久保極


2012年12月13日木曜日

彫刻の制作過程 臍 Navel

大理石のひとつの石から彫りぬいて彫刻が完成するまでを写真に撮ってある。
エッジがきりっと立っているのがイサム・ノグチの亜流の彫刻とは違うところ。久保極ならではのシャープさである。

大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その1

久保極の大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その2

彫刻の制作過程 その3

久保極の大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その4

久保極が作る大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その5

久保極が作る大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その6

久保極が作る大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その7

久保極が作る大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その8

久保極が作る大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その9

久保極が作る幾何学的な大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その10

久保極が作る幾何学的な大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その11

久保極が作る幾何学的な大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その12

久保極が作る幾何学的な大理石の抽象彫刻の制作過程
彫刻の制作過程 その13
極限まで彫りぬく久保極の大理石の抽象彫刻
臍 Navel完成

2012年11月13日火曜日

臍 Navel

大理石の抽象彫刻
大理石φ17cm
臍は大理石の抽象彫刻。おへそのように可愛いアクセントがあるからこのタイトルになった。

久保極の彫刻を整理してアルバムにしようと思うのだが 、なかなか先に進まない。
作品は100以上ありどれも同じかたちのものはない。全部違うかたちになるのは,幾何学のかたちの彫刻だからである。幾何学は無限の組み合わせがあるから。そして多分幾何学のかたちを石で作っているのは世界中で久保極だけだと思う。
見る方向を変えると違うかたちに見えるので写真をもうふたつアップしておこう。
大理石の抽象彫刻
左側から
大理石の抽象彫刻
右側から

2012年11月3日土曜日

岡山後楽園にて久保極の抽象彫刻が展示されています

岡山芸術回廊 「つながるけしき」で岡山後楽園久保極の万成石の抽象彫刻が展示されている。

それだけが目立ったり違和感を与えることがなく、もとからそこにあったのかのごとくしっくり周りの風景になじんでいる。後楽園の美しさを壊すことなく。
久保極の作る彫刻の幾何学のかたちは自然界にもとからあるかたち。
素材も太古の昔からある万成石。どこの国の庭園に置いても風景に溶け込むに違いない。
久保極の万成石の抽象彫刻 岡山後楽園にて
森の精 直径45cm
久保極の万成石の抽象彫刻 岡山後楽園にて
つむじ風 40x47x46cm
久保極の万成石の抽象彫刻 岡山後楽園にて
風毬 直径52・5cm
久保極の万成石の抽象彫刻 岡山後楽園にて
岡山後楽園 桜の木のあたり
久保極の万成石の抽象彫刻 岡山後楽園 桜の木のあたり
ねじれた木とリンクする彫刻

2012年10月5日金曜日

異次元空間 Different dimensional space

大理石の抽象彫刻
大理石 27x27x19cm




異次元空間は大理石の抽象彫刻。これももちろんひとつの石から彫りぬいたもの。
著作権は別にいらないと言う久保極ならではの超絶テクニックの彫刻である。

久保極がわりと得意なことに語学がある。イタリア語はもちろんだが中国語も結構こなす。
それでも、やはり毎日の積み重ねが大事なようだ。

家計簿を調べていたら、去年の10月にアマゾンでウンベルト・エーコのイタリア語版のバウドリーノ BAUDOLINOを購入している。これを毎日翻訳しながら転写しているのだがやっと半分過ぎたかというところ。

彫刻も語学も根気が一番大切なようだ。


2012年8月7日火曜日

彫刻の制作過程 自転 Rotation

自転 Rotationの制作過程を写真で順番にあげてみた。
ひとつの石から彫りぬいていきエッジがきりっと立った作品が出来るのは不思議ではあるが、超絶テクニックの持ち主の久保極だからできることである。
The making of sculpture Rotation1
彫刻の制作過程 その1





The making of sculpture Rotation2
彫刻の制作過程 その2
The making of sculpture Rotation3
彫刻の制作過程 その3
The making of sculpture Rotation4
彫刻の制作過程 その4
The making of sculpture Rotation5
彫刻の制作過程 その5
The making of sculpture Rotation6
彫刻の制作過程 その6
The making of sculpture Rotation7
彫刻の制作過程 その7
The making of sculpture Rotation8
彫刻の制作過程 その8
The making of sculpture Rotation9
彫刻の制作過程 その9

The making of sculpture Rotation 10
彫刻の制作過程 その10




























































































彫刻の制作過程 その11

The making of sculpture Rotation12
彫刻の制作過程 その12
The making of sculpture Rotation13
彫刻の制作過程 その13
久保極の大理石の彫刻
 自転 Rotation
Posted by Picasa

2012年7月14日土曜日

呼吸 Breath

大理石の抽象彫刻
大理石 18・5x18・5x13cm



呼吸 Breathは大理石の抽象彫刻。
海にいるキッチュな生き物のようだ。

ヤマドリタケの調理とかに追われてまたもや彫刻の写真のUPが遅れ気味だがこれはただサイト制作者が怠慢なだけである。

作品はだんだん収納場所に困りつつあるように思える。

しかし冷凍するか乾燥させるしかないヤマドリタケと違い石の抽象彫刻はほぼ永久に保存出来るので、まだまだ作品ができても大丈夫である。