三連キューブ 22x29x15cm |
さてはて、映画館が再開したので「ジュディ 虹の彼方に」を見てきた。
映画館はマスク着用で入館。入ると席は一つおきに座るようになっている。と、言っても映画を見ていたのは私と久保極とあともう一人男性が来ていただけでしたが。
映画はレネー・ゼルウィガーの演技が殺気迫るほどで本当に素晴らしかった。
「オズの魔法使い」で 天才少女として脚光を浴びたジュディー・ガーランドがホテル代も払えないほど、落ちぶれてしまっているのだが、イギリスへ行きロンドン公演で歌手としての最高のパフォーマンスを見せるというストーリー。
薬で体も精神もボロボロになりながらも舞台に立つと、その輝きを取り戻すところが圧巻。
映画はDVDで見て、途中トイレに行ったり何か食べたり、スマホをいじりながら見るという人も多いのだろうが、映画館ででっかいスクリーンで見るのでは感動がまるで違う。
上等なワインを紙コップで飲むのとガラスのグラスで飲むのとが違うように、中身は同じでも全く違うものになってしまうのだ。
コロナで色々なものが振り分けされていったように、映画を映画館で見る人とDVDで見る人とは振り分けされているのだなと思う。