2014年9月18日木曜日

鞆の浦de ART 2014 〜鞆のフラ〜

鞆の浦の町並み
鞆の浦のレトロな町並み
鞆の浦の空間のあちこちにアート作品が置かれていて、鞆の浦をふらふら散策しながら現代アートと鞆の浦を楽しもうという試みー鞆の浦de ART 2014に久保極が出品しています。海があってレトロな町並みがあってとっても鞆の浦は素敵な所。
19人の作家の作品と鞆の浦を楽しみに出かけてみませんか。

久保極の作品は田渕屋さんに置かれています。開館時間11:30〜16:00
水曜日定休(カフェの営業は12:00〜)

開催地 広島県福山市鞆の浦・一円
会期:2014年9月28日(日)〜10月18日(土)

2014年7月22日火曜日

天神山文化プラザで久保極の作品展示中

万成石 五角宮
万成石 五角宮
岡山天神山文化プラザ第2展示室にて「立体・彫刻・OKAYAMA展」が開かれている。
7月22日(火)から27日(日)まで。

36人の作家が作品を展示していて久保極も出品している。

久保極の作品は岡山ゆかりの万成石。
今回も幾何学のかたちの彫刻。

お近くの方、お時間があるかたはどうぞ。

2014年6月10日火曜日

ギャラリー勇斎で作品展示中

奈良のギャラリー勇斎にてJUNE Untitledのテーマのもと24名の作家の作品が展示されています。久保極も出品しています。

7日のパーティ―では久保極が鹿肉の燻製やワイン煮を作りました。私が到着したのが遅かったので食べ物は食い散らかされて写真は撮れず。でも、今回もマダム手作りの岡山バラ寿司が山椒の実が入って絶品でした。

今のご時世、これだけ食べ物が豊富なギャラリーでのパーティーはもうないですね。マダムの頑張りがすごいです。奈良へ立ち寄られた方は是非寄ってみてください。6月15日まで。

彫刻家久保極の彫刻作品
久保極の作品 大理石と万成石の彫刻

 

ギャラリー勇斎 作品
ギャラリーでの展示風景




 

ギャラリー勇斎での展示風景
立体あり平面ありで多彩な展示
ギャラリー勇斎
ギャラリー勇斎の素敵な空間

2014年4月14日月曜日

巌窟王 Cavern

久保極の万成石の彫刻
万成石 

巌窟王は万成石の彫刻。これも幾何学の石のかたち。
きりっとエッジが立っているのが久保極だけのテクニックである。

作品のアップはさぼっていたが、着々と作品は出来上がって行って、仕事場には作品がいっぱいになった。


いろいろな彫刻家の作品を見るけれど、これだけすべてまったく違うかたちで 100以上作品があるのは、多分、世界中の彫刻家で久保極だけだと思う。



さて、この間、図書館で「フリーダ・カーロ」を借りて見た。
交通事故の後遺症の痛みを忘れていられるのは絵を描いていた時だけだったフリーダ。
まゆ毛がくっついているのが怖いのだけれど、果敢に自分の人生を切り開いていった新しい時代の女性である。

映画に私の好きなリラ・ダウンズが出ていて歌っていたのがうれしかった。
音楽と美術のセンスがなかなかでした。

2013年11月25日月曜日

Pentagon Space

久保極の大理石の彫刻
Pentagon Space 大理石 φ25cm

今回は日本語の題名はなしにした。Pentagon spaceーなんとなく今の時代にマッチしたタイトルなのでそのまま英語の題名のみにする。五角形が複雑に浮かび上がる大理石の彫刻です。

さて、だんだん暗黒の時代に突入という最近の雲行きだが、そんなに悲観的にはなっていない。

人間、おもしろくないことなどいつまでも続けていられないのだ。おもしろくないことをいつまでも続けていられるのは、からだと精神が壊れているから、本当に素敵なことや美しいものがわからなくなったからだと思う。

TVを見るのをやめて散歩したり、音楽を聴いたりして、料理もきちんとしたものを自分で作っていると、本来あった人間の感覚がすこしずつ戻ってくる。

 時間も、以前より沢山あるようになってくるかもね。

そういう人たちが沢山増えたなら、今の国のあり方なんて簡単に変わると思う。

ひとりなら主観だけれどふたりなら客観なのだから。

家に彫刻があるなんてものすごく贅沢なことなんだなと、最近つくづく思っています。

2013年11月6日水曜日

罠 Net

久保極の大理石の彫刻
Net 大理石H20cm

罠は大理石の彫刻。一部が抜けているので罠だとしても逃げられる。英題はTrapではなくてNetとした。今の時代の感覚である。

ずっと久保極の彫刻は抽象彫刻としてきたがなんだか違っているような気がしてきた。特に英語でAbstract Stone Sculptureでググるとさらに違うような気がする。

キーワードでヒットするように作ってきたけれど、そのキーワード自体が時代遅れな代物だとしたら? 遠くをぐるぐる回ってきたのかなと愕然とした。

でもModen Art とかContenporaly Artとするのもなんだかなあ。

久保極のように高度な技術を持って自分が到達出来るところぎりぎりまで挑戦する芸術に新しい名前をつけたい。

そして同じような志を抱いた芸術家が後に続いて欲しいと心から思う。

もしもそのような芸術家が増えてきたならば、今世界にあふれている技術のひとかけらも無い売るだけのために作った『ゴミ』のようなアートが一掃されるだろう。

その時、世界が 少しは美しいものになっているのかなと思う。


2013年9月26日木曜日

彫刻の制作過程 星 Star

いつものごとく更新をさぼっていたので久々のアップロードである。今回は大理石の抽象彫刻 星 の制作過程を順番に写真でのせてみた。

こうやってみていくと、半分ぐらいは彫り込んで石を減らしていくことになる。いかにマイナスするかが美しい彫刻を作る決め手のようだ。

中を抜いていかなくて、途中でも充分彫刻として成り立つと思えるのだが自分が作れる限界まで挑戦するのが久保極のやりかたらしい。

     


面取りした大理石。上と文字を入れている。
大理石の彫刻の制作過程 多角形にしていく
多角形にしていく。
彫刻の制作過程 多面体
多角形がいっそう増えて。
彫刻の制作過程 決めた部分ををくりぬく
決めた部分をくりぬいていく。
大理石の彫刻の制作過程 くりぬいていくところ
だいぶくりぬいたところ。
彫刻の制作過程 くりぬけたところ
くりぬけた!
彫刻の制作過程 くりぬいた部分のアップ
くりぬいた部分をアップ。
彫刻の制作過程 シャープに面を落としていく
シャープに面を落としていく。
 磨いて感性 星