| この角度が一番 |
| 横から |
| 少し上から |
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| 真上から見ると十字 |
彫刻家久保極の 抽象彫刻を 少しずつ紹介して いきます。 作品はすべて石で 大理石・御影石・ トラバーチンです。 幾何学のかたちで ひとつの石から 彫り抜いています。
| この角度が一番 |
| 横から |
| 少し上から |
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| 真上から見ると十字 |
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| プラタナスの赤い葉に囲まれて |
双子はインスタでUPした時はまだ
タイトルは決まっていませんでした。
最初は仕事場で撮影したのですが
インスタで出すのにはインパクト
が足りなかったので、近所で紅葉した
葉っぱに助けてもらいもう一度
撮り直しました。
一瞬で判断されるインスタでは
最初のイメージが大事です。
作品そのものは実際に見てもらうしか
ないのですが、、、、
双子
白大理石
7×14 ×8cm
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| 上から見たかたち |
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| 撮影場所と角度を変えて |
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| 撮り方で全く違うかたち |
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| この方向が一番 |
あっという間に12月になりました。
今年も超厳しい一年でした。
彫刻家、それも石の彫刻家でしかも
抽象で、どこにも所属せず、師匠も存在せず、
学校の先生もせず、たった一人で
制作し続けている作家は多分、久保極だけ
だと思います。
ただ不思議なことに奇跡のように
仕事場と石が与えられ、幾何学のかたちを
追求しているため、作品のアイディアは
無限です。
何でも夜中に目が覚めたときに
アイディアが浮かぶそうです。
まさに無意識の領域に入り込んだ時に
未知の世界と繋がるのでしょう。
まだまだ作品は増え続けます。
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| 真上から |
テトラキューブは見る方向を変えるとまるで
違う彫刻に見えます。
こういうのは写真を撮るのに苦労するばかりです。
一応サインを必ず入れているので
大体どこが正面かはわかりますが。
ギャラリーに作品を送っておいて
後から行って見て見ると上下が逆に
置いてあった、、、
なんてこともありました。
まっそれが幾何学のかたちです。
作家が必ずサインを入れているわけではなくて
もう死んだので言いますが義父など
絵にサインが入っていなくてどちらが
上か下かわからなかったことがあります。
後から知ったのですが大阪万博に義父の
久保晃の絵は展示されていたらしいです。
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| KKのサインが入っているのがわかるでしょうか |
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| 角度を変えると違うかたちに見える |
テトラキューブ
白大理石
14 ×14×10cm
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| 踊りの渦 白大理石 |
この夏、皆さん、いかがお過ごしでしたか?
我が家はほぼエアコンなしで 乗り切りました!
ぎゃーとかげーとか言われますが
暑いのは割と平気なんです。
しかしそれでも今年は暑すぎた!!
そうでなくても少ない脳細胞が暑さで
大量に死んだようです、、、、
私は買ったアボガドを持って帰り忘れたり、
久保極はキャンプへ行く前に冷凍庫のドアを
キチンと閉め忘れて、帰ってきて見ると
冷凍品がとけていて大騒ぎになったり
しました 。
まあ全て終わったことですが。
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| 角度を変えて |
今回の作品は非常に時間がかかり
苦労したそうです。
しかし、苦労すればするほど達成感が
ものすごいので本人は満足だそうです。
それから展覧会のお知らせです。
岡アートギャラリー10周年記念
立体作品展
小さな視点から
15名の作家 が出品
9月27日(土)〜10月5日(日)
11:00〜18:00
最終日17:00まで
9月30日(火)休
〒703−8256
岡山市中区浜2丁目2ー38
tel 086-206-5005
9月27日(土)10月5日(日)
久保極午後より在廊しています。
今回は小品3点
大理石、万成石、トラバーチン、
出品しています。
皆様のご来場をお待ちしております。
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| 白大理石 17×18×23cm |
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| 流線型で中が抜けている |
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| この角度が一番 |
あまりの暑さに更新をサボっていました!
インスタでは、完成からさかのぼって写真を
アップしていましたが、ブログでは
石から彫り抜く過程を載せていきます。
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| 少しずつ彫っていく |
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| 完璧な幾何学のかたちになる |
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| 手で磨いて完成 曲線星型幾何 |
久保極は頭の中でかたちが浮かぶらしい。
でも、果たしてそれが石、しかも丸彫りで
彫り抜くことが出来るのか、作ってみないと
わからないそうです。
石が持ち堪えられそうもない時は、かたちを
変化させてバランスをとる。
だから、かたちは最初考えたものとは
違いまったく別の展開になっていくことが
多々あるそうです。
幾何学のかたちで、なんでこのような
曲芸のようなものが作れるのか不思議に
思っていました。
多分、本人はまったく意識せずに
量子場に入り込んで制作している。
そして、自分だけが作り出せる幾何学の
かたちを石で表現したいだけなので
量子場はそれに応じるしかないのだと
最近は考えて います。